記念切手

中にはプレミアも!「国体シリーズ」切手

投稿日:   更新日:2018年4月20日

「国体記念シリーズ」切手


コレクションとしても大人気の切手「国体記念シリーズ」をご紹介します!
国体記念切手シリーズは、今なお発行が続けられているロングセラーの記念切手。
1947年から毎年欠かさず発行されています。

国体記念シリーズのプレミアは第二回~第五回まで辺りとされています。
発行年数としては1947年から1950年辺りですね。
連刷、特に4種の田型であれば更に高い価値がつきます。


特に高値!第5回の国体切手


kokutai (引用:スタマガネット)

こちらの第五回の国体記念シリーズ切手の図柄は、吊り輪と棒高跳び、サッカーと馬術ですね。
発行日は1950年10月28日、こちらの第五回の切手から1シートが20面へと変更されました。
第五回の国体切手は、他の国体切手と比べて特に高値で買取される傾向にあります。
それまでの国体記念シリーズの切手シートは80面で構成されており、加えて発行部数も多いものでした。
しかしこちらの第五回の国体切手は20面。発行枚数も少なかった為、未使用切手が品薄となり希少価値が高まったのです。


”第一回”国体切手は偽物?


第一回の国民体育大会の開催は、1946年の京都。
切手の発行は第一回には行われず第二回からになりますので、第一回の国体記念切手は存在していません。
しかし国体記念シリーズの発行当時、日本中が切手ブームに沸いていました。
投機目的で切手に携わる業者が、切手の相場を引き上げようと躍起になり様々なプレミア切手の贋作やレプリカ等も出回っていた時代です。
業者は存在しないはずの「第一回」国体記念切手まで製作、切手愛好家たちを混乱させました。 そして今でも、当時製作された偽物の切手が出回っていることがあります。


こちらの国体記念シリーズは記念切手として発行され続けていましたが、
1989年から1991年の間、そして2002年以降はふるさと切手として発行されています。


参考サイト

  • http://fuku-chan.jp/kitte/kokutaikinen.php

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