普通切手にも価値はある?種類やプレミア普通切手などを紹介します
切手は様々な種類に分ける事ができます。例えでいくつか挙げるとすると【普通切手】【記念切手】【特殊切手】【プレミア切手】といったような種類の切手ですね。
ここでは数ある切手の種類の中でも「普通切手とはなんぞや?」という事を紹介していきたいと思います
普通切手とはあなたもよく見たことのある切手です
さて、普通切手とは文字通り「普通の切手」という訳ではなく、次のような定義の切手です。
「郵便料金の納付目的に発行された切手」
かみ砕いて言いますと、「郵便に使用する切手」のほとんどは普通切手という事です。具体的に言いますと、「あなたが郵便局やコンビニで購入する切手」は普通切手です。何気なく家にあった切手を貼って手紙などを送った場合に使用した切手も普通切手です。
記念切手も実は郵便に利用できます
ここで、ちょっとした雑学ですが、現在、郵便料金の納付に使用できる切手として「記念切手」というものがあります。ですが、記念切手と普通切手は定義がしっかりと別れています。
記念切手とは国家的行事を記念して発行された切手の総称
つまり、記念切手とは郵便料金の納付を目的として発行された切手ではありませんので、記念切手と普通切手の定義が重複するという事はありません。
過去の普通切手は現在は記念切手として扱われる説
普通切手の定義について調べてみると、「現在郵便局で購入できる切手が普通切手」であり「現在購入できない過去の普通切手は記念切手として扱われる!」という説があります。
この点に関しては、正直な話「諸説あり」といった非常にふんわりとした認識となっていて、例えば日本最古の普通切手「竜切手」というものがあります。
過去にも紹介したことがある切手ですが、竜切手は1枚でウン万円以上もする程プレミア価格な切手ですが、この竜切手は現在の郵便局ではもちろん購入できません。ですので、上記の定義で行くとこの竜切手も現在では「記念切手」として扱われます。
ですが、そう多くはありませんがこの「竜切手」含めて過去の普通切手について会話する機会がたまーにありますが、その時に過去の普通切手について「記念切手」という事はほとんどないです。
したがって、過去に普通切手として発行された切手に関しては普通切手といって問題ないかと思います。
こういった「切手の○○の定義」というと、調べていて諸説が色々なところで現れますので、正直な話何が正しい情報なのか分からなくなる事がありますが、普通切手の定義に関していうとこのような感じでふわっと知っておいたら良いかと思います。
プレミアのつくものも!有名な普通切手
現在販売されている普通切手一覧
郵便局で販売している普通切手や慶事用切手の一覧です(2018年3月現在)
- 1円 前島密
- 2円 エゾユキウサギ
- 3円 シマリス
- 5円 ニホンザル
- 10円 トキ
- 20円 ニホンジカ
- 30円 キタキツネ
- 50円 ニホンカモシカ
- 62円 ソメイヨシノ
- 82円 ウメ
- 92円 スミレ
- 100円 サクラソウ
- 120円 フジ
- 140円 ヤマブキ
- 205円 屋久島国立公園(縄文杉)
- 280円 吉野熊野国立公園(那智の滝)
- 310円 利尻礼文サロベツ国立公園(利尻島)
- 500円 十和田八幡平国立公園(奥入瀬渓流)
- 1000円 富士図
- 慶事用62円 扇面に梅文様
- 慶事用82円 扇面に竹文様
- 慶事用92円 扇面に松文様
- 弔事用62円 花文様