大正8年発行、世界大戦平和記念の切手
投稿日: 更新日:2018年4月20日
平和を記念し発行された、世界大戦 平和記念切手
(引用:切手買取屋「平和記念切手」)
本日は、大正時代の第一次世界大戦の終戦後に発行された記念切手、「世界大戦平和記念」切手をご紹介します!
世界大戦平和記念切手とは大正8年、1919年の7月1日に発行された記念切手で、
平和を主題とし、日本国内で初めて発行された切手となります。
図柄は平和の象徴である鳩があしらわれ、4種類が第一次世界大戦の終結後に発行されました。
1・1/2銭の切手は3銭の切手と同じ図柄ですが、4銭と10銭の世界大戦平和記念の切手は図柄が違い、
羽ばたく鳩がとオリーブがデザインされています。
印刷方式は凹版の単色印刷。大正時代の切手は技術面の問題で凸版か凹版印刷が多いですね。
世界大戦平和記念切手の買取相場は?
こちらの世界大戦平和記念の切手は10銭のものが発行数が最も少なく、平和記念切手の4種の中では最も高相場です。
10銭切手の発行枚数は1772000枚で、こちらの世界大戦平和記念切手の中では最も発行数が少ない額面となっていますね。
ちなみに1・1/2銭の切手と3銭の切手は発行数が桁1つ多く、4銭や10銭の切手に比べれば希少価値が低い切手となっています。
10銭切手の切手カタログの評価額は未使用切手で5800円、使用済み切手では7800円の買取価格がつくようです。
3銭切手の評価額は800円、美品であれば1100円、使用済み切手では400円に下がってしまいます。
お手持ちの世界大戦平和記念切手の買い取りをお考えであれば、まずは額面を確認してみると良いと思います!