記念切手

札幌オリンピック切手の買取相場は?

投稿日:   更新日:2018年5月15日

記念切手「札幌オリンピック冬季大会記念」切手


sapporo (引用:切手専門店マルメイト「1972年 札幌オリンピック小型シート」)

本日は、「札幌オリンピック冬季大会記念」切手をご紹介したいと思います!

こちらは札幌オリンピックの開催を記念して、切手ブームの最中に発行された切手となります。
昭和の40年代、日本が切手ブームに沸いていた時代に発行された切手は誰もが所持している確率が高く、実は希少価値の薄い切手も存在しています。
そのため相場も自然と低くなり、購入はしやすいものの切手の買取においては苦戦する種類となります。
当時の郵便料金と現在の料金は違うため、低額の切手は扱いにくく会社や事業で使用する目的でのまとめての買取はあまり好まれない傾向にありますし、 金券ショップでも、低額のバラ切手は買取価格が下がる傾向にあります。

札幌オリンピック切手の発行日は1972年の2月3日、バラ切手と小型シートが発売されました。
小型シートの発行数は15000000枚、バラ切手の額面20円はそれぞれ35000000枚の発行、そして50円切手は20000000枚の発行です。
小型シートは20円切手2枚、そして50円切手1枚の3種連刷で構成されています。

図柄は20円切手のうち1枚がスキーをする選手の図、そしてもう1枚の20円切手はボブスレーが描かれています。
そして額面50円切手は、フィギュアスケートと真駒内屋内競技場がデザインされています。


切手ブーム最中の切手の買取相場は厳しい…?


20円バラ切手の評価額は2種類ともそれぞれが40円となり、買取額もあまり期待できるものではありません。
しかし50円切手の評価額は100円と20円切手よりも高く、状態が良いものであれば相場は少し高くなるといえますね。
ちなみに小型シートの評価額は、280円となっています。
切手買取の際は、買取価格と評価額は直結するとは限らないので注意が必要ですが、売りたい切手が高い相場で買取される切手であるかの指標として便利です。




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