記念切手

「郵便創始80年」小型シートをご紹介

投稿日:   更新日:2018年4月20日

前回の記事では、前島密について執筆しました。
前島密が図案となっているのは普通一円切手だけではなく、プレミア切手の「郵便創始80年・小型シート」にも採用されています。


プレミア切手「郵便創始80年」小型シート


80 (引用:趣味の切手専門店マルメイト)

郵便創始80年・小型シートは、1951年の4月14日に発行されました。
その名の通り、前島密が郵便制度を創設してから80周年を記念して発行された切手です。
発行部数は100万枚と、あまり多くはありません。

こちらは普通一円切手を4枚で1セットとし、小型シートに収められたもの。
普通切手がそのまま記念切手としても発行されるのは、非常に稀なケースになります。


150 (引用:スタマガネット「前島密生誕150年」切手)

郵便創始80年記念切手のシート以外にも、前島密は図案として多くの記念切手に採用されています。
1985年発行の「前島密生誕150年」切手や、1994年発行「郵便切手の歩みシリーズ第1集竜切手」などが有名でしょうか。
画像は「前島密生誕150年」切手になります。
さすがは郵便の父と呼ばれる前島密ですね。



「郵便創始80年」切手の価格


こちらの記念切手は、額面以上の価格で売買されるプレミア切手。
コンディションの良い切手だと2800円、
普通くらいの状態であれば1300円程で売られています。
元々の額面が1円切手が4枚の4円ですから、比率でいえばかなりの高値で取引されていることになりますね。

記念切手は郵趣を目的とし発行される切手ですが、1955年より前のものはプレミアがつくものが多い印象です。
ですが、プレミアがつく切手というのは発行された中で本当に僅か。
切手の買取相場は徐々に下がってきていますので、買取を考えるなら早いほうが良いと思いますね。



参考サイト


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