観光地百選切手シリーズの買取価値は?
投稿日: 更新日:2018年4月20日
切手収集の原点!観光地百選シリーズ
本日は昭和のプレミア切手シリーズ、観光地百選切手をご紹介します!
観光地百選シリーズとは、昭和26年から28年にかけて発行された、風景を題材とした切手のシリーズ。
観光事業の宣伝専用にと発行された記念切手となります。
毎日新聞が開催した投票により代表的な観光地が選ばれており、どれも非常に美しい切手で、切手収集の原点になったとも称されています。
投票においては計10部門が設定され、その中のそれぞれの1位が図柄として選ばれました。
(引用:切手専門店マルメイト「観光地百選シリーズ 錦帯橋」)
ちなみにシリーズの最終発行の切手に「錦帯橋」がありますが、この切手は本当は、もっと前に発行される予定の切手でした。
錦帯橋切手の発行準備期間中に水害で橋が流れてしまったため、発行を延期させたという経緯があります。
観光地百選切手シリーズの買取価値は?
(引用:切手専門店マルメイト「観光地百選シリーズ 日本平」)
観光地百選シリーズの中でも最も高い価値がついているのは、1951年4月2日に発行された「日本平」の「日本平からの富士」切手。
発行枚数が50万枚と少なく、希少価値があります。
更に観光地百選シリーズ切手の全種完となると切手の価格は更に上昇し、評価額は最も高い場合で63200円となります。
しかし発行年は、昭和の20年代。昔の古切手となりますので、状態良く保管されているものは極めて稀。
切手の買取額はその状態においても買取価格が上下してしまうため、評価額よりも低い価格で買取りされる場合が多いのは事前に心得ておくべき事柄です。
しかし観光地百選切手は、額面以上の価格で買取りされるプレミア切手。
観光地百選シリーズ切手の売却をお考えであれば、是非とも切手専門の買取店にて査定を受けてみると良いでしょう。