記念切手

プレミア切手「飛行郵便試行記念切手」

投稿日:   更新日:2018年4月20日

プレミア航空切手、「飛行郵便試行記念切手」

hikouyuubin (引用:切手買取屋「飛行試行切手」)

本日は日本国内の中でも有名なプレミア切手、「飛行郵便試行記念切手」をご紹介します!
この飛行郵便試行記念切手は、国内で初めて飛行便の試行が行われる日を記念して、特別に発行された航空切手。
入手が難しいのも納得ですね。

飛行郵便試行記念切手の発行日は、1919年の10月3日となっています。
明治の36年、米のライト兄弟が初の飛行と成し遂げたことは有名な話ですよね。
その16年後となる大正8年、日本で初めての郵便飛行機が東京~大阪間を試験飛行することに。
これを記念して発行されたのが「飛行郵便試行記念切手」となります。

こちらの切手は既に存在していた田沢型大正毛紙切手に加刷したもので
ハガキ用と封書用での2種が発行されました。
ハガキ用は赤で加刷された飛行機が、封書用は黒色で加刷されたものとなっています。


飛行郵便試行記念切手には贋作も…


飛行郵便試行記念切手、普通郵便の切手ではないのに加え、東京と大阪の郵便局での限定発売となっておりますので
発行数が少なく、希少価値の高い切手となっています。
赤加刷のハガキ用は5万枚、黒加刷の封書用は3万枚が発行されています。
未使用であってももちろん高い値段で買取されますが、使用済みのものは更に残存数が少なく価値の高い状態となっています。

こちらの飛行郵便試行記念切手、人気が高く加刷したものや贋作が数多く出回っていることでも有名です。
見分け方としてはまずは印刷方法、本物は平版印刷、つまり石版印刷ですが、贋作は凸版印刷となっているそう。
しかし上手につくられた贋作も存在し、本物か見分けるのは至難の業のようです。
査定のみでも受け付けてくれる切手買取店であれば、飛行郵便試行記念切手の鑑定を依頼することが可能ですね!




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