そもそも切手の「エンタイア」とは?
切手のエンタイアとは、使用済みの切手が貼ってある封筒やはがきのこと。
貼られている使用済み切手が価値のある切手であったりするとエンタイアとしての価値も上昇し、高額査定が期待できます。
(引用:wikipedia「初日カバー 渡辺版初日カバー」)
エンタイアの切手は切手の価値だけでなく、その他の消印や宛先などの項目も査定され、一概に切手の価値のみで価格が決定されるわけではありません。
例えば切手収集が一般的な時代でなかったときの古切手などは、FDCでの収集となると、必然的に発売日に偶然送付されたエンタイアのみになります。
そのため希少価値も高く、プレミア価格での買取が期待できるものとなるのです。
他にも「封筒」点や「消印」などもプレミア項目として考慮される場合もあり、一概に「切手の価値」のみで価値が決定されるのではありません。
消印や宛名などでもエンタイアの価値は決まります
例えば有名なプレミア消印であれば、「ボタ印」などがあります。
他にもプレミア消印なら「ダンダラ印」、そして真ん中に押下された「満月印」などがありますね。
あとエンタイアの場合は宛名もプレミア価値としてプラスされる場合もあり、査定の項目も多岐に渡ります。
使用済みの方が切手としての価値が高い、といった切手もありますが、複合的な要素で郵趣品の価格は決定されています。
そうした点を考慮しても、ボロボロの切手であっても諦めず、処分してしまう前に一度切手の査定を受けてみることをお勧めしています。
中には驚くような高値で売れるお宝エンタイアが眠っているかもしれません。