文化人切手「文化人シリーズ」
投稿日: 更新日:2018年4月20日
文化人切手「文化人シリーズ」
文化人切手「文化人シリーズ」をご紹介します!
発行は1949年~1952年の間。
額面以上のプレミア価格で売買される、プレミア切手となります。
プレミア切手の中では比較的入手しやすい切手となりますが、シートやシリーズ、コレクションとなると珍しいものになるので
買取価格がかなり上昇するようです。
(引用:日本郵便「切手インサイド・ストーリー」)
この文化人切手シリーズは、計18枚。
- 野口英世
- 福沢諭吉
- 夏目漱石
- 坪内逍遥
- 九代目団十郎
- 新島襄
- 狩野芳崖
- 内村鑑三
- 樋口一葉
- 森鴎外
- 正岡子規
- 菱田春草
- 西周
- 梅謙次郎
- 木村栄
- 新渡戸稲造
- 寺田寅彦
- 岡倉天
一度は肖像を見たことのある顔がずらりと並びますね!
1951年9月発行の菱田春草切手までは額面8円、1952年1月発行の西周切手以降は額面10円となります。
評価額は、例えば最後の岡倉天心であれば、未使用が1100円、使用済みであれば300円となっています。
しかしこちらの評価額はそのまま買取額とはならない場合が多いので、
買取をお考えの際には目安のひとつとして捉えておいてくださいね。
文化人切手シリーズは第二次も1992年より発行されており、
一次とは違った偉人たちが並んでいます。
第二次は1992年から2004年まで続き、全31種のロングセラーシリーズとなりました。
文化人切手の中でも特に高額な切手!「西周」
(引用:切手専門店マルメイト)
文化人切手の中でも特に高値で買取される「西周」切手をご紹介します!
1952年1月の発行、額面は10円となります。
文化人切手は、18種類全てが額面以上というプレミア切手シリーズです。
文化人シリーズには他にも有名な野口英世や福沢諭吉、正岡子規や夏目漱石が図柄となっています。
他の文化人切手シリーズにも高値は付くのですが、こちらの「西周」だけは特にプレミア価格。
どうしてプレミアがつくのかというと、真偽は定かではないですがこんな一説があります。
文化人切手シリーズは、他にも著名な文化人がずらりと並びます。
その中ではどうしても知名度の低かった「西周」さんは、
「この人・・・誰だろう?」と知らない人も多かったよう。
なので切手として貼って使われてしまい、未使用状態の切手があまり残っていないのです。
そのため希少価値が高く、買取価格も高いものとなるそうです。
文化人切手シリーズ「西周」切手は。美品の状態であれば販売価格は7000円、
ひんじ跡やシミなどが見られる状態であれば3500円で販売されています。
文化人切手シリーズの全18種類が揃っていれば、
切手専門店マルメイトさんでは23000円の値段で販売されていました。
西周さんは江戸から明治初期にかけて活躍した哲学科・思想家の方。
蘭学を学んでいくなかで西欧の学問に興味を持ち、哲学や経済学など沢山のことを勉強しました。
明治の6年に福沢諭吉たちと明六社を結成し、哲学の基礎を築いた方となります。
参考サイト
- http://stamp-no1takaikaitori.com/academic/
- http://kitte-kaitori.com/cat8/
- http://matome.naver.jp/odai/2141524343149982401
- http://marumate.shop-pro.jp/?pid=616884
- http://ameblo.jp/fukusuke355/entry-11624860078.html