フレーム切手「近江八景」
投稿日: 更新日:2018年4月20日
皆様、こんにちは!
少し間が空いてしまいましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
本日はオリジナルフレーム切手「近江八景」をご紹介します。
オリジナルフレーム切手「近江八景」
(引用:「滋賀報知新聞」平成22年9月11日 第15749号)郵便局株式会社近畿支社が発行した、こちらのオリジナルフレーム切手。
2010年9月に発売が開始され、贈呈式も行われたようですよ。
三代目歌川広重 の「近江八景全図」の錦絵を写真として蘇らせたこちらの近江八景。
「三井晩鐘」などの表情豊かな琵琶湖がとても美しいですね。
80円切手10枚、計3000シートが発行されました。
近江八景とは
- 石山秋月
- 勢多(瀬田)夕照
- 三井晩鐘
- 唐崎夜雨
- 比良暮雪
- 堅田落雁
- 矢橋帰帆
- 粟津晴嵐
の8つの風景のこと。
三代目広重作:近江八景「三井晩鐘」
(引用:Wikipedia「近江八景」)
浮世絵の近江八景全図を描いたのは、三代目で広重を襲名し、通称「寅吉」とも呼ばれる絵師。
初代・二代目の広重と同様に東海道五十三次を描きましたが、当時の日本は文明開化で目まぐるしく変化した時代。
三代目広重は、蒸気船や鉄道などの新しい時代背景を積極的に描きました。
今回ご紹介した「近江八景」切手、通信販売では取り扱っておらず、現地のみでの購入に限定されました。
なんと販売したのは、高島市、草津市、大津市内の郵便局だけ。
滋賀県にまで出向かなければ購入できず、発行部数も少ないため珍しい切手ですね。
参考サイト