特殊切手「米国からのハナミズキ」寄贈100周年切手
投稿日: 更新日:2018年4月20日
特殊切手、米国からのハナミズキ寄贈100周年
本日は、米国からのハナミズキ寄贈100周年の切手をご紹介します!
(引用:日本郵便「特殊切手 米国からのハナミズキ寄贈100周年」)
発行は2015年の4月10日。発行枚数は150万シートです。82円切手が10枚で構成されており、印刷方式はグラビア6色。
切手デザイナーは貝淵純子さんです。
貝淵純子さんは日本画切手を主に担当する他、2円のエゾユキウサギ切手など手掛けており、愛らしい切手デザインも得意な方です。
近年は色鉛筆やパステルカラーを効果的に取り入れた、柔和なデザインの切手も製作されている傾向にあります。
米国からのハナミズキ切手には初日カバーも発売され、こちらも同日の4月10日に発売されました。
発行部数は1万部、販売価格は1620円となります。
初日カバー(FDC)は当日しかその消印を押下してもらえず、希少価値のある切手となります。
他の切手でも初日カバーは評価額が別枠で設けられており、価値も高いものですね。
切手買取や投機目的で収集する方であれば、なるべく初日カバーで狙って揃えていくと買取の際も高い値段がつきます。
1912年に日本からワシントンへ桜が寄贈された際、そのお礼として日本が貰ったのがハナミズキとなります。
寄贈のハナミズキは日比谷公園などに植えられましたが、現存が確認できるのは現在では一本のみ。
こちらの米国からのハナミズキ切手は、日本とアメリカの共同発行となります。
日本発行のこちらの米国からのハナミズキ切手シートには、日本の桜、そして白のハナミズキや赤色のハナミズキが咲く芸術的な切手となっています。
切手シートの右部には国会議事堂やリンカーン記念館もデザインされており、USPS考案の切手も2種類織り交ぜられています。