記念切手

プレミア記念切手「大正婚儀」切手

投稿日:   更新日:2018年4月20日

戦前記念切手のプレミア「大正婚儀記念」切手


本日は、戦前の記念切手「大正婚儀」切手をご紹介します!
大正婚儀切手の発行は、なんと1900年。明治の33年となります。


taisyou (引用:切手鑑定・買取専門店福ちゃん)

1900年の5月10日発行、額面は3銭です。
印刷方式は凸版印刷を採用。
昔の切手、特に大正時代の切手の印刷方式は限られており、大抵が凸版印刷です。
記念切手・特殊切手にはじめて他の印刷方式が採用されたのは1919年。
「世界大戦平和記念」切手が凹版印刷となっています。
それまでの切手は全て凸版印刷を採用しており、かの有名な「明治銀婚記念」切手や「大正大礼記念」切手も凸版です。
大正婚儀切手の図柄は、結婚式の引き出物。単色印刷ですが華やかな切手ですよね。

こちらの大正婚儀切手には「朝鮮」または「志那」と加刷されたものが存在しますが、こちらは在外国局切手となります。
在中国局にて使用されていた切手で、1922年12月に在中国局が廃止されるまで使用されていました。
「朝鮮」と加刷されたものは同じく在朝鮮局で使用されていたものとなります。
在朝鮮局は1876年11月、釜山に最初の局が開設されたのが始まり。
在外国局の切手については、次回の記事にて取り上げていこうと思います!


大正婚儀記念切手の買取情報


大正婚儀切手の評価額は、美品状態であれば8500円、並品であれば5500円となります。
使用済みの評価額は300円と格段に下がってしまいますが、それでも額面以上の価格で買い取りされることには変わりありません。
オークションなどを見るに、バラの大正婚儀切手は落札価格もまちまちですが、シート状態・半シート状態のものには高い値段がついています。
オークションは落札されるまで価格がわかりませんので、確実に大正婚儀切手を買取ってもらうなら切手買取店の利用がおすすめですね。




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