どうして切手に高額がつくの?
投稿日: 更新日:2018年4月20日
プレミア切手についての価格は、当ブログでも少しずつですが紹介しております。
有名プレミア切手「見返り美人」「月に雁」中国切手「赤猿(T46)」などですね。
有名プレミア切手「見返り美人」「月に雁」
(引用:日本郵便「切手インサイド・ストーリー)バラよりもシートの状態の方が高値で取引され、
シミ・ヤケ・折れ・ひんじ跡などのない綺麗な状態が好まれることは前回の記事でお伝えしました。
もちろんバラ切手でも売れますが、使用された形跡のないシートのほうが付加価値が付き、買取額が上がります。
中国年賀切手「赤猿(T46)」
(引用:染谷尚人の鑑定ファイル)中国切手の価格は一時急上昇し、現在は少し下降気味だということも述べました。
バブル状態の中国には投機ブームが到来、骨董や絵画をはじめプレミア切手やプレミア紙幣も高値で取引されました。
一時期のような経済状況ではなく、それに伴い現在中国切手の価値は降下中…明日より今日、思い立った今が売り時だと言われていますね。
切手の価値はその時代によって上下するため、時価で査定額がついているといっても過言ではありません。
高値のときに売ることが出来たらしめたものですよね。
切手ブームが去った今、中国切手だけでなく日本のプレミア切手の価格も右肩下がりが続いています。
私の体感としては、少しでも値が下がらないうちに、思い立ったら都度買取店へ出向いて現在の価格を知るのがベストですね。
面倒ではありますが…
少しでも高値で売りたいと思ったときは、即行動に移すのが一番良いのではないでしょうか!
切手の価格は買取店によってもかなりの差が生まれますので、きちんと下調べをして買取ってもらうのが良いでしょう。
今はホームページで買取実績を見ることができるお店がありますので、買取を考えた際には参考までに目を通しておくのを強く勧めます!
売るなら買取実績が豊富なお店ということは、経験をつんだ査定員さんがいるということですので…
もちろん買取を考えていなくても、実績の画像を眺めているだけでも面白いですよ!
馴染みの店を一店つくっておくと通いやすくなるのは、切手買取においても同じこと。
良い買取店を見つけるために、手間はかかりますが始めのうちは複数店で見積もりをとってもらうのも良いのでは。
切手の買取を少しでも視野に入れているなら、切手の状態にも気を配っておきましょう。
普段からシミや折れなどがつかないよう、ケースに入れておくのがオススメですね。
コレクション切手の等級には1級、2級に区別され、完全な状態で保存されているのが1級、何らかの欠陥があるのが2級に分類されます。
もちろん1級の方が高値がつくのは周知の事実。
コンディションを少し気にかけてあげるだけで、買取額には大きな差が生まれますね。
切手保管にはハイド・マウントという袋を使うと綺麗に保存できますし、管理もしやすいですよ!
ドイツの切手用品メーカーが開発したアセテート製の袋で、通称「マウント」とも呼ばれています。
発売は1949年からと、切手収集家に愛されて長いアイテム。
この中に切手を入れてアルバムに貼り付けます。
こちらはひんじを用いないので跡が残らず、透明度が高く見やすいので使い勝手がとても良く、個人的にもオススメです!