切手の保存方法で買取額がかわります
投稿日: 更新日:2018年4月20日
切手の保管状態で買取額がかわるので、切手コレクターの方はもちろん、
これから切手買取を考えている方にも保管には気を配って欲しいところ。
本日は、切手の保存方法で気を付けたいところと、おすすめの切手保管グッズをご紹介します。
ちょっとしたことで切手の価値は大幅に変わるので、状態に気を配っていれば高く買取って貰うことができます!
切手にシミが出来てしまう原因
(引用:487回JPS切手オークション)
昔の切手の糊はデキストリンなどで出来ており、弱点は湿気。
古い切手の糊は尚更高温に弱いので、保管状態に気を配らなくてはなりません。
シミも出来やすく、何かで汚してしまったとかではなく、高温などの環境がシミの原因となることも。
切手収集家がピンセットを用いて保管をしている姿を見たことがあるという方もいらっしゃるのでは。
ピンセットを用いる理由としては、指の皮脂がついてしまってもシミの原因になるから。
切手専用のピンセットは、1878年にライプチヒの時計工が製作したそうです。
しかし先が平たくて、鋭利な面がないピンセットであれば切手用でなくても代用可能です。
昔は切手の保管にはヒンジが用いられていましたが、現在はあまり利用されていません。
ひんじ跡がついてしまうとどうしても買取額は下がってしまうので、私自身としてもあまりオススメはしていません。
古い切手には大抵ひんじ跡が見られますよね。
一度でもひんじを使うと、剥がしたとしても跡が残ってしまうので、裏面が綺麗な状態の切手よりも安く買取られてしまいます。
あると便利な切手保管グッズ
(引用:Lovely Stamps「how to keeo stamps」)
ヒンジの代わりとしては、前回ご紹介したハウンドマイントが本当に便利です!
ハウンドマイントは、2枚の透明なシートに切手を挟み込んでの保管という方法になります。
糊が溶けてしまったり、切手にキズをつけてしまうこともありませんので、綺麗な状態で残しておくことが出来ます。
透明なので切手の閲覧を邪魔することもありません。
(引用:切手きほんのき「ストックブック」)
切手保管のアルバムとしては、「ストックリーフ」がおすすめです。
ストックリーフとは切手保管専用のアルバムで、切手を入れるのに適した大きさのポケットがついています。
通販の他、切手展などで購入することも出来ますね。
古切手の命を左右するともいえる、保管状態。
コレクターの方は出来るだけ綺麗な状態の古切手を購入したいので、美品だとそれだけで高い買取額がつきます。
逆に状態の悪い切手であれば買取額は下がってしまうどころか、買取すらしてもらえない場合も…
保管状態よって買取額は大幅に左右されるので、出来るだけ気を付けたいところですよね。
参考サイト
- http://stamp.client.jp/collect/
- http://yushu.or.jp/tanoshimi/basic/basic04.html
- http://xn--pcktas7gd3ixc.net/?cat=6
- http://yushu.or.jp/museum/mame/2031.htm