12年振り!凹版特殊切手「日本の建築シリーズ」の発売
投稿日: 更新日:2018年4月20日
特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」
特殊切手の新シリーズ「日本の建築シリーズ 第1集」が発行されます!
発行日は2016年の1月8日で、額面は82円。
発行枚数は1500万枚、150万シートが発行されます。
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
今回のシリーズで特筆すべきは、なんと12年振りとなる凹版印刷方式の特殊切手であること!
最後の特殊切手の発行は、2004年に発行された文化人郵便切手となります。
凹版印刷による切手シートも、昭和59年に発行された「特殊鳥類 小型シート」以来となる、32年振りの単色による凹版印刷のシート。
切手のデザインは平等院鳳凰堂と旧東宮御所の二種類。
一枚のシートに各5枚ずつ、10枚で1シートとなります。
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
1994年にユネスコ世界遺産に登録された、平等院鳳凰堂。
平等院鳳凰堂は、1052年に藤原頼通が、父の別荘を改めたことで建てられました。平等院には国宝である鳳凰堂や、貴重な仏像などが沢山陳列されています。
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
旧東宮御所は、国内で唯一となるネオバロック様式の宮殿建築。戦後の日本が国際社会へと発展するにあたり、海外からの来客を迎えるために1974年、迎賓館として改良されました。
国宝に指定されたのは2009年となります。
どちらも日本が誇る、歴史と伝統の建築物ですね。
ノスタルジーな単色凹版!「日本の建築シリーズ」の切手帳
「日本の建築シリーズ」切手は、切手シートの他、「切手帳」も発行されます。
切手帳の発行も、特殊切手と同じく2016年1月8日となります。
「切手帳 日本の建築」の値段は、5800円。2万部が発行されます。
切手帳の内容としては、特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の平等院鳳凰堂切手シートと旧東宮御所がそれぞれ1枚ずつ、
そして伝統的な凹版印刷を再現した、黒インクの単色切手シートが一枚、
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
国内初の切手である「竜文切手」の48文切手をイメージした、茶色インクでの単色切手シートが1枚
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
日本発のエルヘート印刷となった「小判切手」の青味灰色をイメージした、単色切手シートが1枚、
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
そして日本初の記念切手「明治大婚25年記念」の2銭切手をイメージした、赤色の単色切手シートが1枚が同封されています。
(引用:日本郵便「特殊切手「日本の建築シリーズ 第1集」の発行」)
切手の額面は合計で、3444円分となりますね。
ちなみに単色凹版印刷の切手シートは、切手帳専用に発行されるシート。
単色印刷での切手シートの発売も久々のことで、昭和59年の「特殊鳥類小型シート」以来の発行となります。
古典的なロマンあふれる、単色凹版印刷の切手シート。
現代に蘇った、ノスタルジーな切手を楽しんでみてはいかがでしょうか。