切手の豆知識

根強い人気!モザンビーク切手

投稿日:   更新日:2018年4月20日

本日はコレクターさんの中でも人気の高い、「モザンビーク切手」をご紹介します!
モザンビークといえば、やはり昆虫切手ですよね。


モザンビーク「蝶と蛾切手」コレクション


364 (引用:蝶切手の魅力「モザンビーク」)

モザンビーク共和国は、1975年まではポルトガルの領地でした。
1953年、モザンビークは国内で使用する普通切手を全て蝶と蛾の絵柄で統一しています。
目的は、自国の郵便事業の活性化。
こちらの蝶と蛾の切手、そして1951年に魚で統一した切手が発行されました。
その頃の切手は今も非常に人気が高く、その美しい図案に惹かれコレクションしている方もいらっしゃいます。
種類は20種類あり、全てに鮮やかな蝶・または蛾の絵が描かれています。
昔の切手ブームの時には、こちらの10ドル・15ドル・20ドル切手の3種が1セットとして、日本でも流通していたようです。

図柄がここまで統一されている国は、他になかったのではないでしょうか。
ちなみに1975年、ポルトガルからの独立を達成した記念に、独立宣言の文言が書かれた蝶と蛾の切手も発行されています。

全て並べると、さぞや壮観なんでしょうね!



モザンビーク「昆虫切手」コレクション


蝶と蛾切手の他にも、モザンビークからは多くの昆虫切手が発行されています。
例えば、1985年発行のミツバチの切手。
こちらは4種類の発行で、それぞれに「働き蜂」「女王蜂」「雄蜂」そして養蜂の風景が描かれています。
モザンビークが養蜂に力を入れていることを示している切手だそうですよ!


hati (引用:「モザンビークの昆虫切手」)

他にもモザンビークの昆虫切手には、カミキリムシで統一された切手、トンボで統一された切手などがあります。

モザンビーク切手の買取は、「切手買取プレミアム」が強いもよう。
外国切手買取の項目に「モザンビーク切手」がありましたので、気になる方は一度目を通してみることをおすすめします!



参考サイト

  • http://butterfly.kje.jp/mozambq/mozambq.html
  • http://www.asahi-net.or.jp/~CH2M-NITU/mozambq.htm

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