切手の豆知識

ヤマセミ切手にさようなら…2015年普通切手のリニューアル

投稿日:   更新日:2018年4月20日

先日は、7月10日に発行を控える「海外の世界遺産シリーズ 第5集」をご紹介しました。 その記事で切手デザイナー、貝淵純子さんについて少し触れていましたが、今日はもう少し詳しく記事にしていこうと思います。  

「ふるさとの花 第3集」

貝淵さん切手 (引用:日本郵便「切手デザインノート」第二回) こちらは貝淵さんが手掛けた「ふるさとの花 第3集」の中の一枚。 今までは日本画切手などの取り組みが多かった貝淵さん。 近年では色鉛筆などを用いてのデザインを手掛けることも多いですね。 多才な方だなぁと思います。 4月の増税に合わせて普通切手がリニューアルされたとき、貝淵さんは同じく切手デザイナー、星山理佳さんとデザインを手掛けました。 そのうちの動物シリーズは、非常に可愛く愛らしいとのことで、切手収集家ではない方々の間でも話題となりました。 特に話題になったのは、2円切手のエゾユキウサギ。 Šî–{ CMYK (引用:日本郵便「普通切手一覧」) 80円から82円への値上がりとなった今回の増税。 リニューアルに伴い、馴染みのあるヤマセミの80円切手はなくなってしまい、残念にも思ったのですが… こちらの旧ヤマセミ切手にプラス2円のエゾユキウサギで計82円。 80円ヤマセミ切手がご自宅に余っている方は新旧のコラボで手紙が出せて、面白いですね。 大切な手紙を出すときは、切手にも工夫を凝らしたいもの。 こちらは余談となりますが、切手好きで有名な安住紳一郎アナウンサーは、ある番組で頂く視聴者メッセージに、こだわりの記念切手や額面割れ切手とともに返事を送っているそう。   料金の改訂と共に行われた、普通切手のリニューアル。 こうした新たなデザインが生まれるのも良いものですよね。

参考サイト


TOP